【ゴルフクラブ飛距離表】男女別でウッド・アイアン・ウェッジの目安を紹介!

ゴルフ 飛距離表

ゴルフクラブの飛距離をどのくらい把握できていますか?距離を考慮しながらクラブを選ぶことも、ゴルフの楽しさのひとつ。スコア向上のためにも重要です。

 

そこでこの記事では、飛距離の目安を番手ごとに表でまとめました。さらに、自分の飛距離を把握する方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次
1.ゴルフクラブの飛距離目安表の見方と注意点
2.【遠くに飛ばすゴルフクラブ】ウッドの飛距離目安表
3.【良いとこ取りのゴルフクラブ】ユーティリティ飛距離目安表
4.【狙った所に打つゴルフクラブ】アイアンの飛距離目安表
5.【アプローチのゴルフクラブ】ウェッジの飛距離目安表
6.自分の飛距離を把握するとスコアが伸びる!
7.自分のゴルフクラブ飛距離表を作ってスコアを伸ばそう

 

 

ゴルフクラブの飛距離目安表の見方と注意点

ゴルフ 飛距離表

今回紹介する飛距離の目安は、キャリー(ボールの落下した距離)を示しています。ボールが落下してから転がった分は含まれていません。表には一般の男性・女性でそれぞれ3つの目安を表にしてます。

 

・Low=飛ばない人
・Middle=平均的
・High=飛ぶ人

 

表を見る際の注意点は「あくまで目安である」ということ。ゴルフクラブは、同じ番手でもメーカーによってシャフトの長さや堅さ、ロフトの角度も違ってきます。なので、参考程度にご覧ください。

 

 

【遠くに飛ばすゴルフクラブ】ウッドの飛距離目安表

ゴルフ 飛距離表

ウッドは、遠くに飛ばすことを目的にしたゴルフクラブです。ドライバーとそのほかのフェアウェイウッドに分けてそれぞれの飛距離の目安をご紹介します。

 

◆ドライバー

1番ウッドであるドライバーは、シャフトが長くてヘッドが大きいのが特徴です。そのため強い遠心力を生み、最も遠くに飛ばせるゴルフクラブ。ティーショットで使います。1打目で、できるだけ距離を伸ばせると、2打以降の展開が楽になります。

 

  一般男性 一般女性
1w 195 225 255 160 185 210

 

 

◆フェアウェイウッド

フェアウェイウッドは、ティーショットで利用することもありますが、主に2打目以降に登場します。主に使われるのは、3番のスプーンと5番のクリーク。最近では、6番や7番のウッドを使用する人も増えているようです。

 

  一般男性 一般女性
3w 175 205 230 140 165 190
4w 165 190 220 130 155 180
5w 155 180 210 120 145 170

 

【良いとこ取りのゴルフクラブ】ユーティリティの飛距離目安表

ゴルフ 飛距離表

ユーティリティは、2000年代から登場した比較的まだ新しいクラブ。「アイアンとウッドの良いとこどり」といわれています。その特徴は大きく2つ。

 

・シャフトがウッドより短い
・ヘッドがアイアンより大きい

 

そのため、フェアウェイウッドよりも距離が抑えられ、アイアンよりも打ちやすいクラブです。上級者向きのロングアイアンの代わりとして利用できます。

 

  一般男性 一般女性
3UT 185 205 225 125 140 165
4UT 165 185 205 115 130 155
5UT 155 170 185 100 115 140
6UT 140 155 175 90 105 130

 

 

【狙った所に打つゴルフクラブ】アイアンの飛距離目安表

ゴルフ 飛距離 アイアン

アイアンは、狙った位置に距離を合わせてボールを打つためのゴルフクラブ。ショートホールのティーショットやフェアウェイ、バンカー、ラフなど、使用頻度が最も高いゴルフクラブといえます。アイアンは、大きく分けてロング・ミドル・ショートに分けられます。

 

◆ロングアイアン

2番・3番・4番アイアンのことをロングアイアンと呼びます(※5番までをロングアイアンと定義する人もいます)。

 

・シャフトが長い
・クラブヘッドが小さくて軽い
・ボールが上に上がらない

 

などの特徴から難易度の高いクラブです。そのため、ユーティリティが登場してからはロングアイアンを使用する人は少なくなりました。

 

  一般男性 一般女性
2i 170 195 210 105 135 170
3i 160 180 200 100 125 160
4i 150 170 190 90 120 150

 

◆ミドルアイアン

5番・6番・7番アイアンことをミドルアイアンと呼びます(8番までをミドルアイアンと定義する人もいます)。特に5番や7番は飛距離的にも使いやすいく、真っすぐ打ちやすいので多くの人に重宝されているクラブ。最低限揃えたいアイアンです。

 

  一般男性 一般女性
5i 140 160 170 80 110 140
6i 130 150 160 70 100 130
7i 120 140 150 65 90 120

 

◆ショートアイアン

8番・9番以降がショートアイアンとなります。ロフト角が大きいため、ボールが高く上がりやすく、ラフから脱出する時などにも最適です。

 

  一般男性 一般女性
8i 110 130 140 60 80 110
9i 95 115 130 55 70 95

 

【アプローチのゴルフクラブ】ウェッジの飛距離目安表

ゴルフ 飛距離表

ウェッジは、ロフト角が大きく出る、ボールが高く上がるようになっています。バンカーからの脱出やグリーン周りのアプローチに使用します。特にグリーン周りは、スイングを加減する必要があります。スイングの振り幅に対する飛距離を細かく把握しておくことが大切です。

 

  一般男性 一般女性
PW 80 105 120 50 60 80
AW 70 95 110 45 55 70
SW 60 80 100 40 50 60
LW 50 70 90 35 45 50

 

・PW
「ランニングアプローチ」に最適。ランニングアプローチとは、グリーンエッジからピンまでの距離が長いとき、ボールを転がしてアプローチすることです。

 

・AW
PWとSWだけでは飛距離に開きがあります。AWはその間を埋めるクラブ。そのため「ギャップウェッジ」とも呼ばれています。

 

・SW
Sは「サンド=砂」という意味で、その名の通りバンカーからの脱出に適したクラブです。「高く上げよう」と意識しなくても、ボールは高く上がります。

 

・LW
ボールを高く上げ、落下位置でピタッと止めるクラブ。グリーンエッジからピンまでの距離が近いときのアプローチに使われます。上級者が向きのクラブです。

 

 

自分の飛距離を把握するとスコアが伸びる!

ゴルフ 飛距離表

コースでプレーする際、自分の飛距離を把握しておくことは、スコア向上につながります。

 

◆自分の飛距離を把握するとコースマネジメントができる

自分の飛距離を把握できていないと、どんなにショットが上達してもスコアは向上しません。それはコースマネジメントができないためです。コースマネジメントとは、

 

「あまり飛ばすとバンカーに入るかも…バンカー手前に打とう」
「グリーン手前の池を超えるべきか、それとも手前で止めておくべきか…」

 

など、コースに合わせた戦術を考えながらプレーすることです。

 

コースマネジメントができると、スコア向上だけでなく、よりゴルフの魅力を感じられます。コースマネジメントをするには、大前提として自分の飛距離を把握しておく必要があります。自分の飛距離を把握せずに間違った番手を選んでは、戦術の意味がありません。では、自分の飛距離を把握するにはどうすれば良いのでしょうか。

 

◆飛距離を把握するならゴルフコースより練習場

自分の飛距離を把握するなら、コースよりも練習場が最適です。なぜなら、コース上では風や地形や高低差など、毎回異なる状況下で打つことになります。打つたびに、追い風だったり、下り坂だったり、ラフだったりと、環境が変わっていては正しい飛距離の把握は困難です。

 

その点、練習場なら

 

・同じ状況下で何度も打てる
・同じクラブで繰り返し打てる
・距離表示がある

 

など、飛距離把握にはピッタリといえます。

 

◆練習場で飛距離を把握する方法

では、ゴルフ場で飛距離を把握する方法をご紹介します。練習場で飛距離を把握する時は「〇ヤード飛ばすにはどの番手を選ぶべきか」を考えます。

 

1.目標の距離を設定します。
(例)目標 120ヤード

2.大体の予想で番手を選びます。
(例)7番アイアンを選択

3.目標の距離表示を確認しながら、何度もくり返し打ちます。

4.目標通りに打てていれば、番手の飛距離が確定します。
(例)7番アイアンでキャリー120ヤード付近に落ちれば、7番アイアンの飛距離は120ヤードに確定。

5.目標より飛びすぎていたり、手前で落ちるときは番手を変えて、再びくり返し打ちます。
(例)7番アイアンで120ヤードより飛んでいれば、8番アイアンに変える。手前に落ちれば、6番アイアンを変える。

 

このように、まず飛距離を設定してから試し打ちをくり返して、適するクラブを見つけていきます。この方法なら、ゴルフクラブの飛距離を正しく把握しやすいのでおすすめです。

 

 

自分のゴルフクラブ飛距離表を作ってスコアを伸ばそう

 

自分の飛距離を把握すれば、スコアが向上するうえに、ゴルフをより楽しんでプレーできます♪そのためにもまずは、練習場で自分だけのゴルフクラブ飛距離表を作ってみてはいかがでしょうか?