今1番人気のドライバーは?
さぁ、いよいよ今年もゴルフの4大大会の初戦「マスターズ」が開催します。
コースはあの有名な「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」設計者は球聖ボビー・ジョーンズです。
4大メジャーでは唯一毎年同じコースを使用しています。
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは何度かの大規模なコース改造も行われ、距離が少しずつ伸び、現在は7445ヤードのパー72になっています。
特にオーガスタはグリーンの難易度が高いことで有名で、ガラスのグリーンや氷のグリーンと呼ばれるほどの高速グリーンに大きな傾斜と小さな傾斜が重なっていて、試合の行方に大きく影響を及ぼします。なので、「オーガスタのグリーンには魔女が棲む」と言われます。
マスターズのグリーンは綺麗に舗装されたコンクリートの上でパターをするような感じなので是非体感してみて下さい。
今期もたくさんのメーカーから、色々なクラブが発売されていますが、何が1番いいのかよく分からないと思います。
なので、プロの使っているクラブを見てもらうと面白いことが分かるのです!
まず、現在の男子の世界ランキングから見てみようと思います。
現在の世界ランキングは
1位 ダスティン・ジョンソン
2位 ジャスティン・ローズ
3位 ブルックス・ケプカ
4位 ローリー・マキロイ
5位 ジャスティン・トーマス
6位 タイガー・ウッズ
7位 フランチェスコ・モリナリ
8位 ブライソン・デシャンボー
9位 ザンダー・シャウフェレ
10位 リッキー・ファウラー
日本の松山 英樹は26位になっています。
この世界ランキングを見ると、
テーラメイド4人、キャロウェイ2人、コブラ1人、本間1人、ピン1人、タイトリスト1人となっています。
ちなみに松山選手もテーラメイドを使っていました。
ランキング全体を見ても、テーラメイド、キャロウェイ、ピンが多くの選手に使用されており、少し前のランキングではトップ10の選手の半分以上がテーラメイドのMシリーズを使用していました。
特に最近は契約メーカー以外のクラブを使用する選手も増えているため、人気のあるクラブが分かります。
松山選手もダンロップと契約していて、アイアンとウェッジは契約メーカーですが、テーラメイドのドライバーにスリクソンのヘッドカバーを着けていました。
ツアー全体を見ても、テーラメイドの使用選手が多いように感じます。
その理由は、色々あると思いますが1つに曲がりにくいドライバーだからと言う印象があります。
ここ最近のドライバーは特に低スピン高弾道で飛ばすような設計になっていて、低スピンの分曲りにくくなってきていますが、それでも、先端(トゥ)や根元(ヒール)に当たるとサイドスピンがかかり左右の曲がりになります。
それが、前回のモデルからフェースに使われているツイストフェースのおかげで、その曲がりを抑えてくれる効果があるのです。
ハイトゥに当たると、チーピンや強烈なフックが出やすい。
フェースが被り、ロフトが減って低い球になり、またスピン量が減ってドロップも出る。それが、ツイストフェースで補正して、フェースを開いて、ロフトを増やし、スピンを足す
ローヒールに当たると、スライスや吹け球が出やすい。
フェースが開き、スライスする。ロフトが増え、スピンが増えてしまうのをツイストフェースで補正して、フェースを閉じ、ロフトを減らし、スピンを減らすという効果があります。
ハイトゥに当たる時は体が突っ込んでしまいアーリーリリースで打った状態です。
ローヒールは振り遅れでインサイドから煽り打ちの状態です。
なので、トッププロでもミスヒットに強くなりしっかりと振れる為、飛距離と方向性の両方が手に入ったのです。
あのタイガー・ウッズも、
「ツイストフェース」はゴルフを変えるだろう。テーラーメイドのドライバー、そしてそのテクノロジーは、常に最先端を行っている。テーラーメイドが素晴らしい理由はそこなんだ。”
と言わせたぐらい、すごい技術なのです。
是非皆様も、打って試して飛んで曲がらないドライバーを手にして下さい。
六本木のクラブ博士