ゴルフコンペのルールまとめ!初心者が注意すべきポイントを紹介

ゴルフ コンペ ルール

ゴルフを始められたばかりの初心者の皆さん!「ゴルフコンペ」のルールをしっかり把握していますか?ゴルフを初めて歴が浅くても、コンペに出なければならない方は多いです。

 

そこで今回は、初心者の方のために「ゴルフコンペのルール」について簡単にご紹介。「競技形式」「マナー」について理解して、周りのゴルファーに迷惑をかけず、コンペを楽しみましょう。

 

目次
1.ゴルフコンペの種類
2.ゴルフコンペの競技形式
3.【ゴルフコンペのルール】特別ルールとローカルルールとは
4.ゴルフコンペでは「マナー」に気を付けよう
5.初心者でも楽しくゴルフコンペに参加しよう

 

ゴルフコンペの種類

ゴルフ コンペ ルール

ゴルフコンペとは「ゴルフコンペティション」の略であり、ゴルフの競技会を指しています。プロゴルファーが集まる試合ではなく、会社の仲間や友人、知人の中で一緒にゴルフを楽しむ「親睦会」と考えてOK!ゴルフコンペの種類は、以下の3つがあります。

 

・プライベートコンペ‥‥会社の仲間や取引先、友人同士で親睦を深めるために開催されるコンペ。

・オープンコンペ‥‥ゴルフ場などが主催する誰でも参加可能なコンペ。

・競技コンペ‥‥スコアを競うためのコンペ。ゴルフ場や各地区のゴルフ協会が「競技会」や「研修会」などの名目で開催することが多い。自分の腕前を確かめられる。

 

 

ゴルフコンぺの競技形式

ゴルフ コンペ ルール

ゴルフコンペの競技形式は、大きく分けて5つ存在しています。

 

・「ダブルぺリア」
・「ぺリア」
・「新新ぺリア」
・「アンダーハンディ」
・「スクラッチ」

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう!

 

▪️ダブルぺリア

ダブルぺリアは、18ホール中12ホール分のスコアを抽出して、各自のハンディキャップを算出する競技方式です。コンペで多く利用されている方式であり、ゴルフ側で集計してくれる場合もあります。

【計算式】 (合計スコアの数値×1.5倍-48)×0.8倍=ハンディキャップ

 

▪️ぺリア

ぺリアは、18ホール中6ホール分のスコアを抽出して、各自のハンディキャップを算出する競技方式です。ダブルぺリアより対象のホールが半分となります。

【計算式】 (合計スコアの数値-72)×0.8倍=ハンディキャップ

 

▪️新新ぺリア

新新ぺリアは、18ホール中9ホールのスコアを抽出し、各自のハンディキャップを算出する競技方式です。ぺリア方式とダブルぺリア方式の中間に位置しています。

【計算式】(合計スコアの数値×2倍-72)×0.8倍=ハンディキャップ

 

▪️アンダーハンディ

「アンダーハンディ」は、それぞれの参加ゴルファーに合わせてハンディキャップを設定して、合計スコアからハンディキャップを引いたスコアで順位を決定する競技方式です。技量に違いのあるゴルファー同士が、公平に競い合えるようにできる仕組みです。

 

▪️スクラッチ

「スクラッチ」は、ハンディキャップなしで順位を決める競技方式です。18ホールをプレーして、少ない打数で競技を終えた人が上位となります。ハンディキャップがないゴルファーのことを「スクラッチプレイヤー」と呼び、優秀な技術を持っているゴルファーとして例えられています。

 

 

【ゴルフコンペのルール】特別ルールとローカルルールとは

ゴルフ コンペ ルール

ゴルフコンぺのルールについてです。基本的には、当日会場のミーティングでルールが説明される場合が多いようです。ルールは、参加するゴルファー全員が気持ちよく平等にプレーできるように設けているので、確認を怠らないようにしましょう。

 

ゴルフコンペのルールの中に、「特別ルール」「ローカルルール」の用語が存在します。「特別」「ローカル」とはどのような意味が含まれるのでしょうか。

 

「特別ルール」とは?

ゴルフコンペをより盛り上げるために、「特別ルール」を設定する場合があります。特別ルールは、例えば以下の通り。

 

・「ニアピン賞」=第1打を最もピンの近くへ寄せた人に賞を贈る
・「ドラコン(ドライバーコンテスト)賞」=第1台の飛距離を、フェアウェイをキープしつつ遠くへ飛ばした人へ賞を贈る
・「ベストドレッサー賞」=ゴルファーのファッションがもっともよかった人に賞を贈る

 

 

「ローカルルール」とは?

ゴルフコンぺによっては、プレーの進行によって「ローカルルール」を設定する場合があります。ローカルルールの例を挙げてみました。ゴルフコンペに参加する際、よく設定されるルールですので、理解しておくといいでしょう。

 

1. 「ワングリップOK」=コンペの進行を考慮し、カップに向けてパターグリップ1本分の長さ以内にボールが寄った場合、パットを省略し拾い上げるルール

2.「6インチプレース」=カップに近づかない範囲で、フェアウェイおよびラフではボールを6インチ(約15cm)移動しても可能となるルール

3.「プレーイング4」=ティーショットがOBとなった場合、用意された特設ティーより第4打よりプレーを再開できるルール

4.「ワンペナ・ゾーン」=ホール各所に、黄色と黒の縞模様の杭で表示がなされる。表示があるゾーンに入ると次のショットが難しくなるため、1打分を加算し所定の場所からプレーを再開できるルール

 

 

ゴルフコンペでは「マナー」に気を付けよう

ゴルフ コンペ ルール

ゴルフコンペに参加する際、以下の3つのポイントに注意しましょう。マナーを守ってプレーを心がけると、気持ちよくプレーが進められるはずです。

 

ルール①速やかにプレーを進める

初心者でゴルフコンペに参加した場合、勝手がわからずにおどおどしてしまうこともあるでしょう。一緒にホールを回っているゴルファーに迷惑をかけないようにするために、使用するクラブをあらかじめ選んでおくなど、時間を無駄にしないようにしましょう。

 

ルール②他のゴルファーがプレーしている時も見逃さないようにする

初めてゴルフコンペに参加した際、緊張してしまい自分のプレーを進めることに精一杯かもしれません。しかし、ゴルフは一緒にホールを回るゴルファーがいます。他のゴルファーのプレーも見学し、状況把握を忘れないようにしましょう。

 

ルール③静かにプレーを進める

他のゴルファーのプレーを妨害しないように、音を立てる行為はしないようにしましょう。ゴルフは「紳士」のスポーツです。一緒にプレーするゴルファーと気持ちよくプレーするために意識してみましょう。

 

以上で挙げているポイント以外にも押さえておくといいマナーを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

 

【ゴルフコンペとは?】ルールや注意点・マナーをわかりやすくご紹介!

 

 

初心者でも楽しくゴルフコンペに参加しよう

ゴルフ コンペ ルール

ここまで、初心者へ向けたゴルフコンペのルールについて詳しく紹介してきました。初心者の皆さん、ゴルフコンペのルールやマナーを理解することはできましたか?細かいルールやマナーが多く存在するように感じるかもしれませんが、一つひとつを正しく守れば、一緒にプレーするゴルファーと楽しい時間を過ごせるでしょう。

 

皆さんも、積極的にゴルフコンペに参加してみましょう。ゴルフの新しい楽しみ方が発見できるかもしれません。