ゴルフ初心者がラウンド中に焦らないための考え方|ミスした後が重要
ゴルフ初心者のラウンド中のミスは、誰にでも起こります。大切なのはミスショットをゼロにすることではなく、ミスした後に焦って次のショットまで崩さないことです。
「OBを打ってから急にスコアが悪くなった」「ミスを取り返そうとしてさらにミスした」「練習では打てるのにコースでは焦ってしまう」という経験がある方も多いでしょう。
特に初心者の場合、1回のミスそのものよりも、ミス→焦る→無理をする→さらにミスするという流れによって大叩きにつながることがあります。
この記事では、ゴルフ初心者がラウンド中のミスで焦らないための考え方と、ミスした後に意識したいポイントを分かりやすく解説します。
ゴルフ初心者のラウンド中のミスは珍しくない
ゴルフ初心者のラウンド中のミスは、決して特別なことではありません。
練習場と実際のゴルフ場では環境が大きく違います。
コースでは、
- 傾斜がある
- ラフから打つ
- バンカーがある
- OBや池がある
- 毎回違う距離から打つ
- 後ろの組が気になる
など、練習場にはない状況が数多くあります。
そのため、「練習場では上手く打てたのにコースではミスした」ということがあっても不思議ではありません。
まずはラウンドではミスショットも起こるものだと考えておくことが大切です。
ゴルフ初心者のラウンド中のミス① 1打で取り返そうとしない
初心者が大叩きする原因の一つが、ミスした直後に、
「次の1打で取り返そう」
と考えてしまうことです。
例えばティーショットを林へ入れてしまったとします。
そこから木の間を通してグリーンを直接狙えば、成功したときは大きく挽回できるかもしれません。
しかし失敗すると、再び林の中に残ってしまう可能性があります。
ミスした後は安全な場所へ戻す
このような状況では、グリーンを直接狙うよりも、まずフェアウェイなどの打ちやすい場所へ出すことを考えましょう。
1打余計に使っても、その後を簡単にできれば大叩きを防ぎやすくなります。
**「失った1打を次の1打で取り返す必要はない」**という考え方が重要です。
ラウンド中のポイント② 結果ではなく次の1打を考える
ミスをした後、
「なんであんな打ち方をしたんだろう」
「練習ではできていたのに」
と考え続けても、終わったショットを変えることはできません。
ラウンド中に重要なのは、次の1打をどう打つかです。
ボールの場所まで移動したら、
- 残り距離はどのくらいか
- ボールの状態はどうか
- 障害物はあるか
- どのクラブなら安全か
- どこへ運べば次が楽になるか
を確認しましょう。
過去のショットではなく、現在の状況へ意識を切り替えることで、次のミスを防ぎやすくなります。
ゴルフ初心者のラウンド中のミス③ 急にスイングを変えない
ゴルフ初心者のラウンド中のミスで注意したいのが、1回のミスをきっかけにスイングを大きく変えてしまうことです。
例えばスライスが1回出たからといって、
「もっと左へ振ろう」
「フェースを強く返そう」
「グリップを変えてみよう」
など、コース上で次々に修正するとスイングが分からなくなってしまうことがあります。
ラウンド中はシンプルに考える
コースでは技術的なことを何個も考えるより、
「いつものリズムで振る」
「力まずにフィニッシュまで振る」
など、意識するポイントを1つ程度に絞る方法があります。
スイングの大きな修正は、ラウンド後の練習で行いましょう。
スライスが多かった場合は、**「ゴルフ初心者のスライスの原因は?右に曲がる5つの理由と直し方」**も参考にしてください。
ラウンド中のポイント④ ミスしたら一度ルーティンに戻る
焦っているときほど、普段行っている動作を省略しがちです。
例えば、
ボールの場所へ行く
↓
すぐクラブを持つ
↓
ほとんど素振りをしない
↓
構えてすぐ打つ
という状態です。
急いで打つと、アドレスや方向を十分に確認できないことがあります。
自分なりのルーティンを決めておく
難しいことをする必要はありません。
例えば、
- ボールの状況を見る
- 狙う方向を決める
- クラブを選ぶ
- 1回素振りする
- アドレスする
- 打つ
というように、毎回同じ流れでショットへ入ります。
ミスした後ほどいつもの手順に戻ることが、気持ちを切り替えるきっかけになります。
ゴルフ初心者のラウンド中のミス⑤ スコアを計算しすぎない
「あと全部ボギーなら目標スコアを切れる」
「このホールで8を打ったから、次はパーを取らないと」
と考え始めると、目の前のショットよりスコアが気になってしまいます。
もちろん目標スコアを設定することは悪くありません。
ただし、ラウンド中に何度も合計スコアを計算すると、必要以上にプレッシャーを感じる場合があります。
1ホールずつ区切って考える
前のホールで10打だったとしても、次のホールは0打から始まります。
大叩きしたホールを引きずるのではなく、
「このホールをどう安全に進めるか」
に意識を切り替えましょう。
初ラウンドでのスコアの考え方については、**「ゴルフ初心者が初ラウンドで130切りを目指すための考え方」**でも詳しく解説しています。
ゴルフ初心者のラウンド中のミス⑥ 難しいショットを選ばない
ミスした後ほど、ボールが難しい場所にあることがあります。
例えば、
- 深いラフ
- 林の中
- 急な傾斜
- バンカーの近く
などです。
ここで普段練習していない難しいショットを選ぶと、さらにミスが続く可能性があります。
「最高の結果」を狙うより、失敗しても大きなトラブルにならないショットを選択しましょう。
例えば林からなら、グリーン方向ではなく横のフェアウェイへ出す判断もあります。
遠回りに見えても、結果的に少ない打数でホールアウトできることがあります。
ラウンド中のポイント⑦ 周りと比較しすぎない
一緒にラウンドしている人がナイスショットを連発すると、
「自分も飛ばさなければ」
と感じることがあります。
しかし、ゴルフの飛距離や上達スピードには個人差があります。
同伴者がドライバーで250ヤード飛ばしたとしても、自分が同じ距離を狙う必要はありません。
自分が安定して打てるクラブや距離を基準にすることが重要です。
特に初心者は、飛距離を競うよりもボールを前へ運び続ける方がスコアをまとめやすくなります。
ゴルフ初心者がラウンド中に焦ったときの切り替え方
ゴルフ初心者のラウンド中のミスで焦りを感じたら、次のショットまでに一度考え方を整理してみましょう。
おすすめなのは、次の3つです。
① 終わったショットを考え続けない
ミスの原因分析は必要ですが、ラウンド中に何度も振り返る必要はありません。
「右へ曲がった」など結果だけ覚えておき、詳しい分析はラウンド後に行いましょう。
② 次の目標を小さくする
「絶対グリーンに乗せる」ではなく、
「フェアウェイへ戻す」
「バンカーを避ける」
など、達成しやすい目標へ切り替えます。
③ 一度ゆっくり構える
焦るとスイングだけでなく、アドレスまで速くなりがちです。
狙う方向とボール位置を確認してからショットへ入りましょう。
グリーン周りでミスした後も焦らない
グリーン周りでは、
トップ
↓
グリーンオーバー
↓
焦って次のアプローチをダフる
↓
さらに焦る
という連続ミスが起こることがあります。
ここでも考え方は同じです。
1打でピンへ寄せようとせず、まずグリーンへ乗せることを優先しましょう。
**「ゴルフ初心者がグリーン周りで大叩きしないための5つのポイント」**もあわせて読むと、グリーン周りでの考え方をより理解しやすくなります。
ゴルフ初心者のラウンド中のミスはラウンド後に振り返る
コース上ではシンプルに考え、詳しい反省はラウンドが終わってから行いましょう。
振り返るときも、すべてのミスを直そうとする必要はありません。
例えば、
「ティーショットのOBが多かった」
「30ヤード以内のアプローチで打数が増えた」
「ロングパットの距離感が合わなかった」
など、スコアを大きく崩した原因を1〜2個見つけます。
そして次回の練習テーマにしましょう。
詳しい振り返り方は、**「ゴルフ初心者がラウンド後に振り返るべきポイント」**も参考にしてください。
コースレッスンで状況判断を身につける
練習場では基本的に平らな場所から同じ方向へボールを打ちます。
一方、実際のコースでは毎回状況が変わります。
そのため、
「この場所ならどのクラブを使う?」
「ミスした後はどこへ出す?」
「グリーンのどこを狙う?」
といった判断も必要です。
初心者のうちは、インストラクターと実際のコースを回りながら判断方法を学ぶのも一つの方法です。
詳しくは**「ゴルフ初心者がコースレッスンへ参加するメリット」**もご覧ください。
よくある質問
ミスした後はスイングを修正しない方がいいですか?
明らかなアドレスのズレなどを確認するのは問題ありません。
ただし、1回のミスだけでグリップやスイングを大きく変更すると、さらに不安定になることがあります。
大きな修正は練習場で行う方が取り組みやすいでしょう。
ラウンド中にスライスが止まらなくなったら?
まずは飛距離を求めすぎず、力みを抑えてみましょう。
状況によっては、ドライバー以外の比較的安定して打てるクラブを選ぶ方法もあります。
大叩きしたホールを引きずってしまいます
次のホールではスコアがリセットされると考え、目の前の1打へ集中しましょう。
ラウンド全体のスコアを頻繁に計算しないことも一つの方法です。
初心者はスコアを気にしない方がいいですか?
目標を持つこと自体は問題ありません。
ただし初ラウンドなどでは、スコアだけでなくルールやマナー、プレーの流れを経験することも大切です。
まとめ|ゴルフ初心者のラウンド中のミスは次の1打が重要
ゴルフ初心者のラウンド中のミスで重要なのは、ミスを完全になくすことではありません。
意識したいポイントは、
- 1打で取り返そうとしない
- 結果より次の1打を考える
- 急にスイングを変えない
- いつものルーティンへ戻る
- スコアを計算しすぎない
- 難しいショットを選ばない
- 周りと比較しすぎない
という7つです。
特に覚えておきたいのは、**「ミスの後にもう一度ミスを重ねない」**という考え方です。
ナイスショットを増やすことだけでなく、トラブルになったときに安全な場所へ戻す判断ができるようになると、大叩きを減らしやすくなります。
サンクチュアリゴルフでは、インドアでの初心者向けレッスンに加えて、実際のゴルフ場で学べるコースレッスンも行っています。
練習場でスイングを身につけるだけでなく、実際のコースで状況判断を経験しながらラウンドに慣れていきましょう。
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ゴルフ場でプレーする前に基本的なルールも確認しておきましょう。公式ルールについては、日本ゴルフ協会(JGA)「ゴルフ規則」で確認できます。